ホームページ制作にはWix、EC構築にはShopifyを利用するワケ
私はホームページ制作を請け負う際に利用するシステムはWixと決めています。同じようにEC構築の際には、Shopifyを利用します。
簡単に理由を説明したいと思います。
WEBマーケティングの世界は日進月歩です。
そして、グローバルでは日々、新たな便利なツールが開発・提供されています。それは非常に使いやすかったり、驚くほど高機能なものが安価に利用できたりします。
東京の大企業でWEBマーケターとして仕事をしていると、このような情報が日々気にせずとも入ってきます。
一方、スモールビジネス向けのWEB制作会社の仕事を見ていると、相川らずWordpressを利用していたり、ECcubeでEC構築していたりします。
これは、作業を進めるにあたり、ディレクター、コーダー、デザイナーといった専門職種のプロを複数名・一定期間拘束する必要があります。また、その使い勝手・機能追加なども月単位でしか進化しないスピードです。
問題は2点あります。
・コストが高くなってしまう。(結果、作りっぱなしにもなってしまう)
・最新のマーケティングの機能が利用できない。
となります。
特にスモールビジネスやソーシャルビジネスを専門とされる方にとって、WEBマーケティングは縁遠い世界です。なので、WEB制作会社のいいなりではありませんが、取得した見積もりをうのみにせざるを得ない状況となっています。
そういった旧来のWEBマーケティングのありようが、結果、多くの方にとって「よくわからない」「効果がでないばかりでコストがかかる」といったネガティブな印象になっている原因だと考えます。
そして、残念ながらそれは事実でもあると思います。
そこで、私はこの旧来型のWEBマーケティングではなく、東京の大企業で実践する最新のマーケティング手法を地域のスモールビジネスへ適用し、ビジネスをドライブする挑戦をすることとしました。
最新のWEBマーケティング手法というのは、概ね以下のような定義となります。
・とにかくツールが扱いやすく、デザイン性が担保できること
・スピーディーに構築・更新が可能なこと。つまり、コストのかかる専門家がいなくても運用できること。
・そして、何か特別なことが必要であれば、グローバルでその対応が可能なこと(スピードが速くコストが安い)
その結果、タイトル通りですが、ホームページ制作はWix、EC構築はShopifyで、というところに落ち着きました。
例えば、こんなことがありました。
10年以上前に制作したホームページとECサイトを毎月5万円払って維持し続けている事業者さんの例です。
デザインが古くなったので、リニューアルしたいと前から思っていたが、見積もりを取ると100万円オーバー。簡単なテキスト修正やページの追加でも数千円~数万円の作業費を取られる状況でした。
もちろん、最新のマーケティング手法である、SEO、ランディングページ、ECとInstagramとの連携、といった施策には全く手がつけられません。(全てエクストラのコストになってしまうためです)
これを私の方で、ホームページをWixへ、ECをShopifyへお引越し。
その作業費は40万円かかりません。そして、なにより単にホームページを維持するためだけに払っていた毎月5万円の維持費もゼロになりました。
さらに、マーケティング戦略の契約を頂いていましたので、今では毎月の新商品の発売にあわせて、私の方でランディングページ(新製品告知ページ)を作り、顧客リストに対し告知のアプローチを実施するまでになりました。もちろんその事業者様公式のFacebook/Instagramからも、商品が買えるようにもなっています。そして、毎月私の方でSEOの専用ツールで検索順位やキーワードの傾向変化をウォッチし、対策を入れ続けています。(そして、これらはマーケティング戦略実行の定額に含まれますので、エクストラのコストがかかっていません)
もちろん、売り上げは大きく伸長することになります。
とても、細かいことまでは書ききれませんが、もちろん国産ツールの良さもあるのですが、グローバル標準のマーケティングツールには、国産では実現できない機能やスピード、コスト優位性があるのも事実です。
ので、私がお仕事を受ける際には、基本的にはWixやShopifyをお勧めしています。
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